仏教宗派の中では、特に密教でよく仏画が使われます。
その密教では節分に「星祭り」が行われ「星祭り」法要の本尊となるのが『星曼荼羅』です。
『星曼荼羅』は北斗曼荼羅とも呼ばれ、金輪仏頂尊を中心に北斗七星・九曜星・一二宮・二八宿と3重の宇宙空間を図解化しています。
古来より天体と人間は密接な関係があり影響を受けているとされ、
天変除災、延命等を目的とするものでよい一年となるように星々を供養するものです。
曼荼羅の各星の配置は流派によって用いられるものが違うことがあり、「このように描いてほしい。」と資料を持ってこられます。
各お寺様が星神に適う方法を模索、精察されていることに感銘を受けます。
季節が変わっていきます。
コロナ禍を乗り切り、善き未来へと繋げていきたいですね。