修験道とアーユルヴェーダとのご縁で熊野地方からやってきたオオヤトュルシー種です。
春から秋、伯舟庵の庭はホーリー庭となります。
身体に良いから、和泉市に小川(こがわ)から広めてね。と苗をくれて、土作りと茶作りを教えてくれた熊野のガイド須賀さんは、ちょっと頑固だけど公明正大で温かい世話好きな方でした。
須賀さんの畑は海風と陽の光が強い潮岬の山で、作物もダイナミックに育ち、小川初のお茶を飲んで「谷で作ると優しくて香りがいい」と言っていたのに突然の他界で、もう感想は聞けなくなりました。
しかしながら世の中繋がっていくもので、今は子供たちが山の畑で
何やら土壌改良しながら工夫しながら毎年スクスクと育てています。
アダプトゲン認定のホーリーバジルは血圧が一定するようで、
今では友人や親も飲むようになりました。
飲む人の顔が見えると励みになります。
今年も【小川クック】の製品として立派にお茶となることでしょう。
干したホーリーバジルにミツバチが来てブンブンいうのも可愛いものです。
そういえば日本蜜蜂に興味を持ったのもホーリーバジルに色々な種類の蜂たちがきていたからでした。
いろいろな縁を懐かしく想っていると、この世は諸行無常ですが、「無」の中はいっぱい詰まってるなあ。と感じます。