観世音菩薩(観自在菩薩)は一般に観音さんと親しく呼ばれている。
般若心経では観自在菩薩とあり、御詠歌では観世音菩薩という。

観音さんは西方極楽世界阿弥陀国に在り、
慈悲の象徴で、勢至菩薩とともに阿弥陀仏の脇侍である。

観音さんは頭の上に化仏(仏像)の宝冠をいだき、人間世界に現れるときは33のお姿に変化して民衆を救うとされている。
すべての衆生の母であり、衆生を救わずにおかれない大慈悲がある救世の菩薩である。
参考資料:「仏像をたずねて」
『観世音菩薩』no.29/no.40
気まぐれ更新日記
観世音菩薩(観自在菩薩)は一般に観音さんと親しく呼ばれている。
般若心経では観自在菩薩とあり、御詠歌では観世音菩薩という。
観音さんは西方極楽世界阿弥陀国に在り、
慈悲の象徴で、勢至菩薩とともに阿弥陀仏の脇侍である。
観音さんは頭の上に化仏(仏像)の宝冠をいだき、人間世界に現れるときは33のお姿に変化して民衆を救うとされている。
すべての衆生の母であり、衆生を救わずにおかれない大慈悲がある救世の菩薩である。
参考資料:「仏像をたずねて」
『観世音菩薩』no.29/no.40
薬師如来が国家鎮護の如来として多くの寺院の本尊とされたのは、衆生の疾病を治癒し、災禍を消失し、衣食が整う等の誓願をされた由縁であるといえる。
現在でも身体健全、病気平癒の目的で薬師如来の絵写経をされる方が多く、病人の枕の下にひいたり折りたたんで持ち歩いたりするのは、民間信仰・俗信と言われるが、愛情や願いや祈りが込められていて、真心が感じられます。
写仏は顔彩のものと色鉛筆で彩色したものです。
『薬師如来』 no.3/no.25/no.39/no.59/no.60/十三仏薬師瑠璃光王如来という。「薬師経」によれば東方の浄土である浄瑠璃世界に、脇侍の日光菩薩、月光菩薩と十二神将を伴う。
治病のほとけとして尊崇され、除病の十二の誓願より医王如来とも呼ばれる。薬壺を持つ像が多い。
参考資料:「密教図典」
釈迦はインドのカビラ国の王子として生まれ幼名をシッダルタ太子と呼び、のちに釈迦牟尼と呼ばれた。釈迦とはカビラ国の種族の名で人名ではない。
牟尼とは智慧で、釈迦牟尼とは釈迦族の聖者という意味である。尊んで釈尊・仏陀とも称される。
生まれてすぐ四方に7歩あるいて、右手は天を指し左手は地を指して「天上天下唯我独尊」と宣言したと伝わる。
写仏は顔彩で彩色、絵写経は色鉛筆で彩色しました。
『釈迦如来』 no.17/no22/no.70
仏教の開祖。慈悲と智慧の二徳を備え、悟りを開いて衆生を済度した。多くの経典の教主とされ、特に仏陀誕生、降魔成道、初転法輪、涅槃が重視される。
参考資料:「仏像図典」
絵写経を書いたあとの彩色について、ブログに順次載せていこうと思います。ブログのカテゴリーの[絵写経]に保存していきます。
色については密教では儀軌といった辞書のようものが残されておりまして、修法で使われる場合は厳しく決まり事がありますが、日常生活で神仏を感じる場合などでは、自由に好きな色をぬるのが良いと思います。このブログもぬり分けの参考にしていただければ幸いです。
色見本は金剛界大日如来。顔彩で彩色しました。光背が通常の光の場合と時空を表すものとです。絵写経は色鉛筆で彩色しました。
『大日如来』 no.1/no.44/ ◎未年・申年の守り本尊
密教の絶対的中心の本尊であり、宇宙の真理そのものを現すとされる。智慧の光明はあまねく一切処に及び、慈悲の活動は活発で不滅永遠であり、日の神にたとえたとしてもその力が大なるところから『大日』と称される。お姿は、金剛界大日如来と胎蔵大日如来の二つのお姿がある。金剛界大日如来は智慧の法身とされ智性を顕し、手は智拳印の印を結ぶ。胎蔵界大日如来は仏性が大悲によって成長する意味を持ち理性を顕す。手は法界定印を結ぶ。
参考資料:「密教辞典」
伯舟庵が会員である河内長野高野街道RCは、台北の城西RCと友好クラブ関係にあります。
今回、城西RC の周年式典に我がクラブより代表者が参加される際、雅宝が描いた観音様の絵と絵写経を持って行ってくださりました。
雅宝が本年度の会長をしている為、そのような話になったのですが、たいへん喜んでいただけたようで良い友好のあかしとなりました。
また、城西RCには元培医事科技大学の執行理事がおられるので、式典の次の日に日本語を勉強している生徒さんに絵写経を体験していただく機会を設けて下さったようです。
般若心経は全国共通なのかな?
以前より準備をしていたのですが、ようやく陶芸部屋を作る事になりました。
納屋を改装して制作場とし、窯は屋外に設置する事にしました。
色々と基礎から教えてくださっている先生宅がお手本となっています。つくりたいものが沢山頭に浮かびます。
私達は、土を触りたいから陶芸部屋をつくる、という発想ですが、
せっかくなので開放してみんなで楽しむとか、先生にワークショップをお願いするとか、また使い方も生まれてくるでしょう。
雅宝はずっと家で陶芸をしたかったので、とても張り切っています。
年末年始は異常気象の影響で順番に体調不良となり慌てましたが、本年も変わらず絵を描き、また陶芸部屋の完成に向けて準備を進めていきたいと思います。
2023年お正月の一枚!
◎雅宝・・・『七福神』・・福多き一年となりますよう。
七福神とは大黒天・毘沙門天・弁財天・布袋和尚・福禄寿・寿老人・恵比寿の福神。
宝船の図を正月の恵方詣で縁を受けて吉夢を結ぶ習慣もある。
◎観舟・・・『文殊菩薩』・・卯年の守り本尊。
文殊菩薩とは大乗仏教の代表的な菩薩で、
普賢菩薩と共に釈迦如来の脇侍をつとめる。
智慧を本誓とする。
本年の最後の仕事も『星曼荼羅』でした。
今回は、二十八宿像を密教占星法を参考に仕上げました。
この様に伯舟庵では、常にご要望にお応えするよう努めております。
資料では彩色されていないものが多いので、手のカタチや持ち物を模範としその他はお任せいただきました。
日本全国クリスマス寒波で、伯舟庵も真っ白になり、静かに年末を迎えようとしています。
数年前、箕面の友人が庭に植えている藤袴にアサギマダラが来る話を聞いて興味深く感じていました。旅する蝶アサギマダラです。
この春ふと思い出して、フジバカマを5株ほど伯舟庵の庭に植えました。
秋になって、まさかのアサギマダラがふわふわと。
2日ほどは、お腹が空いていたのかフジバカマから離れず、
日中はずっと蜜を吸っていたようです。
3日目、ふわふわ飛んだり、フジバカマに止まったりしていましたが午後になって空高く舞い上がり、どうやら出発したようです。
和泉葛城はコースではないと思っていましたが、
来年も来るようなら、迷い子の為に山の上のホーリーバジル畑のひと畝にフジバカマを植えようかなと考えています。
体験会場にて絵写経をしていただきました。
短い時間でもできるように用意したのはかんたん絵写経の
「お地蔵さん」「恵比寿天」
宗派も様々で、絵写経をみるのが初めての方も多かったのですが、
塗り絵ブームが定着しているおかげか、たいへん喜んで頂けたようです。
仕事では描く機会が少ない、可愛いお地蔵さんの人気に驚かせられました。
お地蔵さんはとても身近なのですね。