33観音の写仏用下絵を作っています。

33観音とは、『法華経』観世音菩薩普門品(観音経)に観世音菩薩が33のお姿に変化して衆生を救済すると説かれています。
どんな時も救いが有ると民間信仰を集め、絵に描かれたりしています。

今回は『諸宗仏像図蘂』を参考にしました。
仏様の図は、時代や宗派によって解釈が様々のため持ち物等が一定でありません。

龍頭観音も諸宗仏像図蘂に沿って描いたものの持ち物が無いと観音様の特定がしにくいので戦国時代の武将の〝長尾景光〟が描いたとされる龍頭観音を思い出し、宝珠と水瓶を持っていただきました。
(巻物を持つ場合もあるようです)

龍頭観音が龍雲に乗り、功徳水が無尽蔵に出るという水瓶から、恵みの香水を地上へと与えているお姿になりました。







































