釈迦はインドのカビラ国の王子として生まれ幼名をシッダルタ太子と呼び、のちに釈迦牟尼と呼ばれた。釈迦とはカビラ国の種族の名で人名ではない。
牟尼とは智慧で、釈迦牟尼とは釈迦族の聖者という意味である。尊んで釈尊・仏陀とも称される。
生まれてすぐ四方に7歩あるいて、右手は天を指し左手は地を指して「天上天下唯我独尊」と宣言したと伝わる。
写仏は顔彩で彩色、絵写経は色鉛筆で彩色しました。
『釈迦如来』 no.17/no22/no.70
仏教の開祖。慈悲と智慧の二徳を備え、悟りを開いて衆生を済度した。多くの経典の教主とされ、特に仏陀誕生、降魔成道、初転法輪、涅槃が重視される。
参考資料:「仏像図典」