絵写経用紙ラインナップ 『大日如来』

絵写経を書いたあとの彩色について、ブログに順次載せていこうと思います。ブログのカテゴリーの[絵写経]に保存していきます。

色については密教では儀軌といった辞書のようものが残されておりまして、修法で使われる場合は厳しく決まり事がありますが、日常生活で神仏を感じる場合などでは、自由に好きな色をぬるのが良いと思います。このブログもぬり分けの参考にしていただければ幸いです。

色見本は金剛界大日如来。顔彩で彩色しました。光背が通常の光の場合と時空を表すものとです。絵写経は色鉛筆で彩色しました。

『大日如来』 no.1/no.44/ ◎未年・申年の守り本尊

密教の絶対的中心の本尊であり、宇宙の真理そのものを現すとされる。智慧の光明はあまねく一切処に及び、慈悲の活動は活発で不滅永遠であり、日の神にたとえたとしてもその力が大なるところから『大日』と称される。お姿は、金剛界大日如来と胎蔵大日如来の二つのお姿がある。金剛界大日如来は智慧の法身とされ智性を顕し、手は智拳印の印を結ぶ。胎蔵界大日如来は仏性が大悲によって成長する意味を持ち理性を顕す。手は法界定印を結ぶ。

参考資料:「密教辞典」

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カテゴリー: 絵写経