真言宗寺院「七宝山 大福音 三津寺」の改築記念誌MEに掲載されました。
ご縁は、住職(当時は副住職)が絵写経を始めたいという希望で訪ねて来られたことからです。
住職のお寺の役目に対する考えを聞いていると、とても共感でき嬉しかった事を覚えています。
それはちょうど伯舟庵が、日常を仏様と共に過ごしたいという考えから絵写経の普及を図っていた時でした。
毎月2回絵写経の会を三津寺の行事として続けられる過程で、もっと仏画を描いてみたいという声から『仏画講座』が生まれ、伯舟庵が手法を伝えるお手伝いをすることになりました。
そのような中で三津寺の改築事業の話が出て、このたびお寺の敷地にホテルが建つという、現代の都心のお寺の姿が現れました。
古いお寺は維持するのが大変で、これからは檀家さんに負担を求める時代ではないという判断もあるようです。
時代を先取りした新しいお寺の顔ともいえる三津寺のロゴを依頼いただき、雅宝が得意の描き文字で、住職のこころをあらわしました。
描き文字のロゴは三でもあるし座禅の姿でもあり、三位一体でもあり三宝である意味深いものとなっています。
改築記念誌MEは、これからの未来に繋げるミナミの情報誌です。
掲載いただきありがたいことだと感謝しています。